ハウスコムはやばいの?ハウスコムの退去費用や退去トラブルについても調査

みなさん、ハウスコムをご存じでしょうか。

ハウスコムは関東や東海地方を中心とした、有名な不動産仲介業です。

不動産業者は千三つと呼ばれているほど信頼する業者を見つけるのは難しいのですが、ハウスコムをめぐってもこれまで様々なトラブルが発生しております。

この記事では、これから賃貸を探されようとしている方への注意喚起と、すでに契約してしまったという方に向けては退去時の費用やトラブル事例を調査し、まとめておりますので、ぜひ参考にしてください。

目次

ハウスコムはやばいの?

「ハウスコム やばい」とGoogleで検索してみると、なんと”52万件以上”の検索結果が表示されます。

検索するまでは、そんなにヤバイといったことを聞いたことも無かったので驚きました。

この検索結果だけ見るとハウスコムはやばい会社なのではないかと思ってしまいましたので、徹底的に調べてみました。

ハウスコムがやばいと言われる理由

調べてみますとハウスコムがやばいと言われる理由はいくつかあるようです。

ひとつひとつ解説していきます。

入居応援サポートがいらない

入居応援サポートとは、入居者が困ったことが起きてしまったときに24時間365日駆けつけてくれたり、相談にのってくれて解決してくれるサービスのことのようです。

専用のコールセンターに電話をすると、日本全国に配備されたサービススタッフが相談に乗ってくれて夜中でも駆けつけてくれるサービスのようです!

例えば利用する場面としては、こんな場面です。

  • 鍵を紛失して家に入れない!
  • パソコンが動かない!
  • お湯が出なくなった!
  • 空き巣に入られて窓を壊された!
  • 彼女とドライブに行きたい!

こんな場合のときに電話で相談にのってくれたり、駆けつけてくれるようです。

空き巣に入られた場合はお見舞金として10万円給付されるそうです。

そして気になる費用ですが、入会費として2年間で税込み16,500円です!

しかし、すべてのサービスが入会費のみでカバーされるわけではありません!

無償範囲と有償範囲があり、基本的に60分を超える作業時間の場合は有償のようです!

下に小さく書いてあります。

入居応援サポート 無償範囲 有償範囲
入居応援サポート【賃貸のハウスコム】

ここまで聞いて皆さん入居応援サポートは必要と思いましたでしょうか!?

確かに24時間365日駆けつけてくれるサービスは嬉しいですよね。

しかし、冷静に考えてみてください。

鍵を紛失した場合は鍵屋に電話をかければ良いですし、費用は火災保険でカバー可能です。

パソコンが動かなくなったらヨドバシカメラなどの電気屋さんに相談すれば、無償で解決してくれる可能性もあります。

お湯が出なくなっても給湯器に記載の電話番号か大家さんに電話するべきです。

そろそろお気づきかもしれませんが、確かに困ったことに対応してくれて大変助かるのですが、わざわざお金をかけるところではないのです!

それでなくて賃貸の初期費用はいろいろとお金がかかりますので、きっぱりと不要だと断りましょう!

初期費用にオプションが含まれていた

ハウスコムの入居時のオプションにトータルサニタリーパックというものがあります。

賃貸契約時にこれを勝手につけられていたという事例が多くみられます。

トータルサニタリーパックとは、入居時における下記のサービスをパックにしたセット商品です。

  • 害虫防除
  • 光触媒コーティング
  • 鍵交換
  • エアコンクリーニング
トータルサニタリーパック
トータルサニタリーサービス【賃貸のハウスコム】

気になる金額ですが、大きさによっても様々ですが4つセットで6万円を超えてしまいます!

正直これはマジでやばいです!

害虫防除や光触媒コーティングなど確かに品質は良いのかもしれませんが、自分の家ではなく賃貸にそこまでお金をかけますか?

すべての不動産を悪く言うつもりはありませんが、本当に借りる側の足元をみてくる業者も世の中にはたくさんいます!

ハウスクリーニングといって、お金をとって実際には何もしないという業者が残念ながらたくさんいます!

こちらのトータルサニタリーパックも、パック料金だからお得に見えるかもしれませんが、エアコンクリーニングが1台16,500円(税込み)など、ネットで専門業者に頼んだほうがお得だとすぐにわかります。

スタッフの対応が遅い

賃貸は基本的に先着順に入居者が決まります。

ですので、ここに住みたいという賃貸があればスピード感を持って対応してもらわないと、タッチの差でほかの希望者に決まってしまうことがあります。

そうなると、また一から賃貸物件探しをスタートしないといけません。

なので、賃貸契約においてスタッフの対応の速さが重要なのですが、調べてみるとハウスコムの場合はこのスタッフの対応が遅いという口コミが多くありました。

この会社だからすべてのスタッフの対応が早いというのはあり得ませんが、対応が遅いスタッフが多いと会社全体でマニュアルや人材教育システムの不足を感じざるおえません。

ハウスコムの口コミ・評判

SNSでハウスコムの口コミ・評判を調べてみました。

良い口コミ・評判

不動産は会社も重要ですが、対応してくれる担当者も大切です。大手企業であるため、しっかりサポートしてくれたいうお客さんがおおくいらっしゃいます。

悪い口コミ・評判

あまりよくない評価が多いです。散々な目にあったと言われているユーザーさんがいるので、そういう会社に仲介をお願いするのはやはり避けるべきかもしれません。

そもそもハウスコムとは?

ここまでハウスコムについて紹介をしてきましたが、そもそもハウスコムってほかの仲介業者と比べて特徴があるの?会社経営などの概要を知りたいという方に向けてまとめてみました!

ハウスコムの特徴

他の仲介業者と比較したハウスコムの特徴は主に以下の3点です。

  • 関東・東海・関西地方を中心に多くの店舗を展開しており、フランチャイズ店を含めると3拠点、139店舗(2024年2月末時点)となります。
  • 不動産DXのハウスコムと呼ばれており、コロナ禍で一気に広まったオンライン内見を業界の中でいち早く取り入れた企業として有名です。
  • 住まいのサービス業として、オーナー・入居者向けのサービスの他にリフォーム工事事業、不動産売買事業も展開しており、幅広い事業に着手しています。

ハウスコムの会社概要

1998年設立された会社で、グループ全体では社員数が1,000名を超える大企業です。

ハウスコムの会社概要
ハウスコム株式会社

売り上げと店舗数の伸びを過去10年と今後の予想を調べましたが、コロナによる一時的な売り上げの減少はあるものの、基本的に右肩上がりの成長を続けている企業です。

ハウスコムの業績と成長戦略
成長戦略 | ハウスコム株式会社

ハウスコムのメリット

ハウスコムを使うメリットとしては、店舗数が多いため近くに店舗がある場合は、遠くの店舗に行くのも大変かと思うので使うメリットはあるかと思います。

また、オンライン内見をしているから現地を見ることができない人にはおすすめだと言っているかたもいますが、オンライン内見はコロナ禍でかなり浸透しましたので、わざわざハウスコムでなくてもよいかと思います。

今のところメリットはそう多くないように感じます。

ハウスコムのデメリット

反対にハウスコムのデメリットですが、とにかくお金がかかることです!

見積書をよく見ないと、ほかの仲介業者にはない無駄な費用が本当に多いです。

先ほど紹介した入居応援サポートや、トータルサニタリーパックなどが勝手に入っていることが多いです。

また、仲介手数料も1か月分です!

仲介手数料は0.5カ月が基本的です!

これは言われるがままに1カ月分支払っている方が多いと思いますが、宅建業法では0.5カ月が限度であり、相手の了承を得ている場合のみ1カ月を限度に支払ってよいとされております!

ですので、1カ月と言われたら交渉していいと思います。

筆者自身も交渉して0.5カ月に減額した経験を持っていますし、調べると仲介手数料は無料という業者も多くあります。

ハウスコムの初期費用は高い?

ここまで読んでいただいた読者はハウスコムの初期費用が高いことを十分に理解していただいたかと思いますが、以下の3点の理由により、ハウスコムの初期費用は高いです。

  • 入居応援サポート
  • トータルサニタリーパック
  • 仲介手数料1カ月分

これらは、他の仲介業者では一切かからない、または半額で済むお金です。

引っ越しは何かとお金が必要になります。

そのタイミングでサポート・サービスという名目で追加でお金がかかるのは痛手です。

ハウスコムのサニタリーパックは断ることができる?

何も言わなければ勝手に入っているサニタリーパックですが、断ることは可能なのでしょうか。

結論としては断ることは可能です。

もし、断ってそれでもなお食い下がってくる場合は、ほかの仲介業者で賃貸を契約しましょう。

ハウスコムだけでしか紹介できない賃貸というのは少ないはずです。

すぐに切り替えてほかの仲介業者に依頼しましょう。

ハウスコムの退去費用はどれくらい?

賃貸の退去時は原状回復が基本ですが、どうしても人が生活する以上やむを得ない傷や経年劣化は原状回復する必要がありません。

しかし、口コミを確認すると「クリーニングだけで9万円を請求された」という口コミも散見します。

もし、そのような高額な請求をされた場合は、契約書を確認のうえ、国土交通省の定めるガイドラインに準拠した費用を算定してもらえるように依頼しましょう。

ハウスコムの入居・退去でトラブルにならないための注意点

入居時も退去時の費用も高額となるケースがあるため、当然トラブルには細心の注意を払う必要があります。

  • 担当の営業マンが信用できる人かどうか、会話や突っ込んだ話をしてみましょう。
  • 契約する際は、細部まで金額や契約内容を確認することをおすすめします。
  • 「ネットで見た」ということでサポートなどオプションなどが付けられていないか直接聞いてみてもいいでしょう。
  • 入居中の方は、不要なオプションを支払い続けていないか確認して、不要な場合は問い合わせて解除するように依頼しましょう。

そして退去しようとしている方は、退去時の費用が高くならないようにもし、火災保険でカバーすることができるような傷などがあれば退去前に対応して、少しでも退去費用を安くしましょう。

また、契約書をよく確認することで言った・言ってないのトラブルを避けることができます。

ハウスコムがおすすめの人は?

基本的にハウスコムをおすすめする人は限られそうですが、近くの店舗がハウスコムしかない方にはおすすめします。

というよりかはやむを得ないかと思います。

他は相談するのは無料ですので、相談してハウスコムの担当者の対応が良い人の場合にはおすすめします。

ハウスコムの中にも良い担当者はたくさんいるはずです。

「ハウスコム やばい」を検索する人がよく思う質問4選

ハウスコムの採用倍率は?

年度によって変わりますが、採用倍率は4倍程度です。

2024年度の採用予定人数は50~100名と幅があり、エントリー人数は440名を超えております。

サニタリーパックとは何ですか?

入居時における下記のサービスをパックにしたセット商品です。

  • 害虫防除
  • 光触媒コーティング
  • 鍵交換
  • エアコンクリーニング

ハウスコムの平均年収は?

450~480万円が平均年収です。

年代別に見てみると20代は390万円程度です。

30代以降で平均年収は400万円以上となります。

ハウスコム株式会社の給料はいくらですか?

営業職の年収は、250万円~880万円程度です。

入社時は300~400万円程度ですが、その後は経験や実績に応じて給料は異なるようです。

まとめ:あとから後悔しないように契約内容はしっかりチェックを!

今回の記事ではハウスコムはやばいという評判に対して徹底的に調査し、解説いたしました。

ハウスコムに限らず、不動産の契約をする前には契約内容をよく確認して、こちらの不利になる条件がふくまれていないかしっかり確認をしましょう。

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