常にランキング上位な名言!有名な座右の銘一覧
情けは人のためならず
「他人に施した思いやりや愛情はその他人のためだけではなく、巡り巡って返ってきて自分のためにもなる。だから、人には親切にしなさい」
という意味のことわざで、この後に「巡り巡って己(おの)がため」と続くという説があります。
「下手に同情して情けをかけると、相手のためにならないからやめなさい」
という意味にとらえられがちですが、こちらは誤りです。
あきらめたらそこで試合終了だよ
「SLAM DUNK」より、湘北高校バスケ部の監督、安西光義先生の名言です。
圧倒的に不利な状況に立たされると、経験豊富で頭の回転が速い人ほど、うまくいく確率の低さに足がすくんでしまうことが多いです。
それでも、諦めてしまえばそこですべてが終わってしまう。
絶望的とも思える状況でも、最後まで諦めずにやれるだけのことをやり抜く大切さを説く一方、「諦めたから勝てなかった」という言い訳や逃げ道を封じ、自身の実力不足と向き合うことを促す厳しさも併せ持つ言葉ですね。
夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は必ず実現できる。いつだって忘れないでほしい。すべては、一匹のねずみから始まったということを。
ウォルト・ディズニー・カンパニーの設立者、ウォルト・ディズニーの名言です。
思い描くことができる想像力と、挑戦する勇気、実現させるための行動力さえあれば、全ての夢は必ず現実になります。
ディズニーの映画にも、「信じ続ければ、夢はかなう」というメッセージの込められたストーリーが多いですね。
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ
大日本帝国海軍の軍人で、太平洋戦争開戦の際の連合艦隊司令長官を務めた、山本五十六の有名な言葉です。
「手本を見せて説明・解説し、実際にやらせた上で、それをプラスに評価して成功体験にしてあげて、初めて人は動いてくれるでしょう」
という意味です。
これを実践できるだけの実力と度量を、まずは教える側が身につけろ、ということかもしれません。
#日本海軍
— むぎねこ提督 猫珝 🐈💜🍼 (@muginekosikikan) May 12, 2023
山本五十六連合艦隊司令長官
戦艦大和艦首で撮影 pic.twitter.com/iy3CCU8iZY
心に響く偉人達の座右の銘
最も大きな危険は勝利の瞬間にある
フランス帝国皇帝、ナポレオン・ボナパルトの名言です。
相手や第三者に足元をすくわれたり、思いもよらぬものにつまずいたり……自分にとって望ましい結果が出て気が緩んだ時こそ、人は失敗しがちです。
しかも、その失敗は多くの場合、つい先ほど手に入れた勝利が台無しになってしまうような、ものすごい失敗。
日本語にも「勝って兜の緒を締めよ」ということわざがありますが、欲しい結果が手に入った時こそ気を引き締め、油断したり、調子に乗ったりしないようにしたいものですね。
ナポレオン・ボナパルト(1769~1821)
— 世界の英雄bot だったもの (@eiyu_bot) February 27, 2023
フランスの軍指揮官。フランス皇帝まで登りつめる。
圧倒的な軍事的才能を発揮し一時は欧州の大部分を制圧したが、英露らの包囲網に苦戦し、国内の信頼も失い失脚。
最終的には南大西洋の英領セントヘレナ島に幽閉された。死因は胃癌、暗殺等諸説あり pic.twitter.com/mcmZJSFQ0v
大切なのは、疑問を持ち続けることだ。神聖な好奇心を失ってはならない。
現代物理学の父とも呼ばれ、舌を出している写真でおなじみのドイツの物理学者、アルベルト・アインシュタインの名言です。
「当たり前」の中から、新たな発見は生まれません。
発見はいつも、疑問と、それを解き明かそうとする試みや、努力の中から生まれます。
清らかでけがれなく、純粋な好奇心をもって探求し続ければ、世界をよりよくする発見が得られるでしょう。
我は兵を以て戦ひを決せん。塩を以て敵を屈せしむる事をせじ。
武田信玄との戦いで有名な戦国武将、上杉謙信の名言です。
「自分はあくまで武力と武力のぶつかり合い=戦(いくさ)で勝ち負けを決める。物資の補給を断たれて弱ったところにつけ込み、負かすようなことはしない」
という意味。
武田信玄が他の敵に塩の補給を邪魔されて苦しんでいるとき、上杉謙信は敵であるはずの信玄に塩を送って助けました。
敵に対してであろうと「義」を重んじる姿勢は清々しいですね。
自分の中に芯を持ち、それを貫く人は、現代でも周りから信用されます。
何はさておいても、準備こそが成功の鍵である
世界で初めて実用的な電話を発明した、アレクサンダー・グラハム・ベルの名言です。
「何はさておいても」とは、「他のことはひとまず後にしても」という意味。
成功したければ、他のことはともあれ準備をきちんとすること。
何の準備もせず本番だけ頑張っても、いい結果にはなりません。
本番は準備の集大成、つまり積み重ねてきた結果にすぎないのですから。
人生でおそらくもっとも罪深いことは、正しいことだと知りつつそうしないことだ
人種差別と闘い、公民権運動の指導者であったアメリカの牧師、マーティン・ルーサー・キングJrの名言です。
自分がどうすべきか、どう振舞うのが最善か、選ぶべき選択肢を頭では理解していても、もっともらしい理由をつけてそれを選ばず、楽な方・自分が悪者にならない方に逃げてしまうことはありませんか。
どれだけ言い訳しても、そのあとは大体多かれ少なかれ後悔します。
それが人の持っている弱さであり、正しい選択から逃げて正しくない方を選ぶのは、その人自身にとっても周りにとっても、社会にとっても罪です。
正しい選択肢が見えているなら、まずはほんの小さなことから順番に、楽で無難な方ではなくて正しい方を選んでみませんか。
幸せを祈る気持ちだけでは、平和を成すことはできない。
スウェーデン出身の科学者、アルフレッド・ノーベルの名言です。
人類や社会の発展に貢献した人・団体へと贈られるノーベル賞は、そのために全財産を使ってほしいという彼の遺言により誕生し、運営されています。
祈りは大切ですが、祈るだけでは何も変わらず、望む結果を得ることもできません。
祈りは行動……それも正しい行動あってこそ、実現するのです。
あなたの人生を代わりに生きてくれる人はいない
アメリカのシンガーソングライター、ドリー・パートン氏の名言です。
生きていれば楽しいことばかりではなく、苦しいことや辛いこと・挫折もたくさん経験します。
苦しみや絶望を肩代わりしてくれる人はいませんし、選択肢を間違ったと思っても誰のせいにもできませんが、あなたが感じた喜びや幸福を勝手に奪う人もいません。
あなたの人生は他の誰のものでもないあなただけのもので、他人の人生は同じく他人だけのもの。
各々が主役で、代わりなんていないんです。
その他、哲学者たちの名言をこちらで詳しく特集しています。合わせてお読みください。
ポジティブになれる座右の銘
私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、上手くいかない方法を見つけただけだ。
「発明王」と名高いアメリカの発明家、トーマス・アルバ・エジソンの名言です。
ひとつの成功のためには、何百回、時には何千回の失敗があります。
成功へ至らない道を一つ一つ潰し、どうして失敗したのか分析し、可能であれば他人と共有する。
失敗は、ときに成功より有用で、価値がある結果なのかもしれません。
髪の毛が後退しているのではない。私が前進しているのである。
髪の毛が後退しているのではない。
— 孫正義 (@masason) January 8, 2013
私が前進しているのである。
RT @kingfisher0423: 髪の毛の後退度がハゲしい。
自身の設立した日本ソフトバンクを、世界のソフトバンクグループにまで成長させた同グループの社長兼会長、孫正義氏の言葉です。
動いているのは髪ではなくその持ち主であり、持ち主の前進に髪がついてこられていないだけ。
ハゲ以外に対してもいろいろと応用できそうな、斬新かつ前向きな考え方です。
面白い仕事があるわけではない。仕事を面白くする人間がいるだけなのだ。
楽天の創業者であり、一代で大企業へと育て上げた、三木谷浩史氏の名言です。
仕事に限らず、ある物事をどうとらえたら楽しめるか、考え方を変えてみる。
つまらなく思えることでも、とらえ方・やり方次第で面白く変えることができる。
物事を前向きにとらえ、自主的に関わることができるようになる、ポジティブな名言ですね。
人生は振り返らなければ理解できないが、前を向かなければ進んでいかない。
デンマークの哲学者、キルケゴールの名言です。
自分が今どうしてここにいるのか、どうしてこの結果になってしまったのかは、振り返って理由や原因を考え、分析しなければ分かりません。
後ろを向きたければ向けばいいのです、それは次の一歩を踏み出すために絶対に必要なことなのですから。
ですが、後ろを振り返ってばかりでは……特に後悔するばかりでは、いつまでたっても前に進むことはできないんです。
過去のことを過去として区切りをつけ、未来に進みましょう!
今日という日は、残りの人生最初の日
アメリカで薬物中毒者の救済のための機関「Synanon」を創設した、チャールズ・ディードリッヒの名言です。
日本でも、「今が一番若い時よ!」なんて言われたりしますね。
過ぎ去った時間を取り戻したり、やり直したりすることはできませんが、これからの人生はいくらでも、好きなように作り上げることができます。
そう思うと、この先どんな自分になりたいか、何を実現しようか、そのためには何をすればいいか……ちょっとワクワクしてきませんか?
アニメの名言を座右の銘にしたい!
撃っていいのは、撃たれる覚悟がある奴だけだ。
「コードギアス 反逆のルルーシュ」の主人公、ルルーシュ・ランペルージの名言です。
悪意でも、殺意でも、人に向けるのならば、それと同等のものが返ってくる腹をくくっておく必要があります。
たとえ撃たなくても、相手に銃を向けた時点で、相手から撃ち返されて大怪我をしたり、死んだりする覚悟を決めておかなければならない。
その覚悟がないのならば、最初からやめておくのが身のためですね。
人に悪意を向けそうになった時や、ついつい八つ当たりしてしまいそうになった時、思い出したい名言です。
負けたことがあるというのが、いつか大きな財産になる
「SLAM DUNK」より、対戦相手であった山王工業高校の監督、堂本五郎先生の名言です。
勝つのが当たり前だった状況で敗北を経験することはものすごいショックですが、自身の油断と慢心、課題や問題点などに気づいたことで、さらなる高みを目指すことができるはず。
挫折に押しつぶされるのではなく、挫折した経験を財産にしてほしい。
選手たちの強さ・しなやかさを信じているからこそ、かけることができる言葉ではないでしょうか。
誰にでもできる事とできねェ事がある お前にできねェ事はおれがやる おれにできねェ事をお前がやれ!!!
「ONE PIECE」より、主人公の仲間のひとり、サンジの名言です。
適材適所、その上でお互いに協力しあうことを表すセリフです。
完璧な人間はいませんし、家族から国家まで、社会はそんな不完全な人間同士が支えあって成り立っています。
自分のできないこと・相手ができることについつい目を向けてしまいがちですが、相手のできないこと・自分のできることにこそ目を向け、互いに補い合い、助け合うことが大切ですね。
強い言葉を遣うなよ 弱く見えるぞ
「BLEACH」より、もとはひとつの隊を率いていた隊長であった、藍染惣右介の名言です。
「弱く見える」と言っていますが、相手の弱さを既に見透かしているからこそのセリフでしょう。
強い人・確かな実力がある人・自分の芯を持っている人は、大げさな言葉を使いませんし、使う必要もありません。
馬鹿にされたくないのであれば、言葉で飾り立てたり相手を威圧したりしようとせず、きちんと実力をつけて勝負すればいいんです。
ただのピンチだ 終わったわけじゃない 楽しんでこーぜ!
「黒子のバスケ」より、主人公の先輩であり、自身も全国クラスの実力者である木吉鉄平の名言です。
ピンチに陥ると、多くの人はそのピンチと深刻に向き合います。
生き物である以上当然のことなのですが、そうなると視野が狭くなり、正常な判断ができなくなる場合があります。
ピンチはピンチでも、「ただのピンチ」。
楽しむ余裕を意識的に作り出し、深刻ではなく真剣に向きあうほうが、突破口が開けるかもしれませんね。
努力した者が全て報われるとは限らん。しかし! 成功した者は皆すべからく努力しておる!!
「はじめの一歩」より、主人公の師である鴨川源二会長の名言です。
どれだけ努力しても、その方向性が間違っていたり、相手が更に上をいっていたりする場合は失敗・敗北します。
努力はあくまで、目標に近づくために踏み台の高さをあげる作業にすぎません。
ですが、一切の努力をせず、才能と運だけで成功・勝利を掴む者はいないのも事実。
目標があって頑張らなければいけないのに、ついつい怠けてしまう……という時、そんな自分に活を入れるために思い出したい名言です。
何かを変えることのできる人間がいるとすれば その人は きっと… 大事なものを捨てることができる人だ 何も捨てることができない人には 何も変えることはできないだろう
「進撃の巨人」より、主人公の幼馴染であるアルミン・アルレルトの名言です。
困難な状況でただ愚痴っているだけ、何かと言い訳して目を背けているだけ、「誰か何とかしてくれないかな」と安全圏から眺めているだけでは何も変わりません。
状況を変えるために何が必要か考え、それなりの犠牲を覚悟で行動に移さなければ、変化を起こすことはできないんです。
その変化が自分の望むような内容ではなかったとしても、今のまま変わらずにいるのが一番だめだと思うなら、大事なものを捨てて行動を起こすしかないでしょう。
有名人・スポーツ選手のかっこいい名言を座右の銘に
拍手されるより、拍手する方がずっと心が豊かになる
無骨でストイックな役を多く演じ、文化勲章まで受章した名俳優、高倉健の名言です。
拍手されるような功績をあげ、栄誉を受けることより、他者のよいところを称賛し、尊敬すべき点や長所を見つけて敬意を表するほうが、心が豊かになります。
他者に自分を認めさせるより、自分が他者を心から認める方が、何倍も難しく価値があるものですね。
高倉健さん、カッコよすぎ💕
— ミモザ🌸拈華微笑 (@nemgemisho) June 15, 2023
(すみれさん、いただきました) pic.twitter.com/5TEWyhrwfi
何かを極めるとき、人は無傷ではいられない
1992年バルセロナオリンピック柔道男子の金メダリスト、吉田英彦氏の名言です。
何かを極めるためには、その過程で傷ついたり、時には誰かを傷つけたりしなければなりません。
傷や喪失・犠牲を受け入れて突き進んでこそ、その道を極めることができるんです。
中途半端にいいとこどり・おいしいとこどりはできないから、極めたいなら腹をくくって前へ進めということですね。
プロはいかなる時でも、言い訳をしない
大相撲の第58代横綱、千代の富士関の名言です。
プロとは、ハイレベルな知識や経験・技術などを身につけ、それを見せたり、他人に提供したり、それを使って結果を出したりすることで報酬を受け取っている、その道の達人のことを言います。
失敗したときやうまくいかなかったとき、ついつい「自分は悪くない」と言い訳をしたくなりますが、失敗は失敗。
結果を出すことで報酬を受け取っているプロは、結果が出せなかったのであれば言い訳なんて無意味です。
言い訳をするのではなく潔く認め、失敗した原因を分析して次に生かす。
自分の失敗から逃げたくなったり、言い訳をしたくなったときは、この名言を思い出しましょう。
迷ったら原点。不調になったら原点。
ヤクルトスワローズや楽天イーグルスの元監督、野村克也氏の名言です。
スポーツに限らず何かの道を進んでいると、必ず壁にぶつかったり、調子が悪くなったり、迷ったりする場面が出てきます。
そうなったら、まずは原点に立ち返ってみましょう。
経験を積んで知識も身についている今だからこそ、原点からものを見れば何かが分かるかもしれません。
この名言でいう「原点」は「基礎」とも言い換えられるのではないでしょうか。
「初心忘るべからず」に通じるものもありますね。
PK を外すことができるのは、PK を蹴る勇気を持った者だけだ。
イタリアのサッカー選手、ロベルト・バッジョ氏の名言です。
PKを誰が蹴るかはチームごとに決まっている場合が多く、大抵はプレッシャーの中でもしっかり決められる、技術と精神力を認められた選手から蹴ることが多いです。
もちろん外してしまう場合もあるのですが、PKを蹴らなければ、PKを外すことはできません。
外れたとして、それは実力を認められた上でものすごい重圧に耐え、それでも蹴ったからこそ。
挑戦しなければもちろん成功もしませんが、失敗という結果を出すことができるのもまた、勇気を出して挑戦した人だけの特権なんです。
短いけど深い名言を座右の銘にする
急がば回れ
「急いで物事を成し遂げようとするときは、危険な近道を行くよりも、安全な遠回りの道を選んだ方がいい」という意味のことわざです。
「道」には、歩く道の他に「方法」「手段」という意味もあります。
急いでいるときは、リスクを軽く見積もって危険な近道を選び、案の定トラブルに見舞われがち。
最初から安全で確実な方法を選ぶのが一番ですね。
天上天下唯我独尊
仏教を開いた釈迦の言葉とされています。
「自分という存在は、この世にただ1人しかいない、尊い存在である」という意味です。
他人という存在も、それぞれこの世に1人しかいないことを考えると、「全ての人は、存在自体かけがえのないものなのだ」とも言えます。
自分の尊さと他人の尊さを表し、お互いの尊重を促すものでもあるのではないでしょうか。
何事も、成し遂げるまではいつも不可能に見える
投獄されてもなお30年近くにわたって差別と闘い、黒人差別を撤廃させてノーベル平和賞を受賞した元南アフリカ大統領、ネルソン・マンデラの名言です。
当時の南アフリカでは黒人が差別されることが「当たり前」で、差別を撤廃して白人と同等の権利を得るなど夢のまた夢でした。
それでも声をあげて戦い、たゆまぬ努力を続けた結果、ついに差別が撤廃されることとなります。
何かを……特に「当たり前」を疑い、変えようとすることは、ものすごく難しく、不可能なことに見えます。
ただ、不可能に見えるだけで、不可能なわけではありません。
何事も実現を信じ、そのために諦めず努力していくことが大切です。
「人は誰も生まれながらにして、肌の色や生い立ちや、信仰を理由に人を憎んだりはしない。憎しみは教えられることでしか育たない。ならば愛も教えることで育つはず。愛することは、これに相対するものよりも、もっと自然に人の心に芽生えるものなのだから。」ネルソン・マンデラ pic.twitter.com/TzXZnnKPB9
— 💫T.Katsumi🏳️🌈📢 (@tkatsumi06j) June 9, 2023
無欲は怠惰の基である
数々の大企業を立ち上げ、医療や教育の面でも大きな社会貢献をした江戸~明治時代の実業家、渋沢栄一の名言です。
無欲はいいことのようにとらえられがちですが、無欲である=「こうなりたい、ああしたい」という希望がないということ。
今の状況に、何の疑問も問題も見出さない状態であるということです。
現状をただ受け入れ、満足するだけの精神状態は、怠け者を作るもとであると言っているのです。
欲とは、今はまだ実現していないが、現状をよりよくするための何かを想像し、実現を願う思いそのもの。
現状に満足せず更に良い状態を追い求め、実現のために手を尽くす姿勢が勤勉さに、そして社会への貢献に繋がっていくのです。
無知の知
古代ギリシアの哲学者、ソクラテスの名言です。
無知とはものを知らない状態だけでなく、持っている知識が間違っている状態も含みます。
物事の真理に気づくには、まず自分が無知であることを知り、認めること。
自分は博識で思慮深い、と思い込んでしまえば、人はそれ以上学ぼうとしませんからね。
「私は(いろいろと知った気になっているけれど、)本当は何も知らないのではないか」
「もしかしたら、身につけた知識が間違っているかもしれない」
そう自覚し、物事を正しく知ろう・正しく考えようとすることで、物事の本質や真理にたどりつくことができるのかもしれません。
優しさこそ、ほんとうの強さだ。
アメリカの俳優、ジェームズ・ディーンの名言です。
優しさは弱さではないし、傲慢で偉そうな態度は強さではありません。
人に優しくするには多少なりとも自分に余裕がなければならず、優しくした相手からいつも感謝や恩が返ってくるとも限りません。
生きていれば、時に追い詰められて苦しい時期や、優しくした相手に裏切られることもあります。
それでもなお他人に優しくあり続けられる人がいるなら、その人は本当に強い人です。
まとめ
偉人・有名人からアニメまで、座右の銘にしたい名言をご紹介させていただきました。
生涯ひとつの座右の銘を持ち続けるもよし、自分の状況や人生のステージごとにしっくりくる座右の銘を選ぶもよし……
あなたにぴったりの言葉を選ぶ手助けになれば幸いです。
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