風にそよぐ緑がまぶしい季節となりました。
「どこへ行こうかな?」「何をしようかな?」
ゴールデンウイークへの思いをわくわくとふくらませるこの時季。
2023年の春からマスクに関する規制がゆるむなど、お出かけしやすい環境が整ってきました。
行きたい場所を選ぶところから、楽しいお出かけがはじまっていますよね。
お出かけ先候補として東京ドイツ村が上がっている人もいるかと思いますが、
東京ドイツ村って楽しいの?
東京ドイツ村ってやばいしいけど、本当?
そんな心配をされている方もいらっしゃるかと思います。
せっかく出かけるのに、行ってみたら楽しくなかったってことは避けたいですよね。
そんな不安を解消するために、やばい東京ドイツ村について、解説していきます!
東京ドイツ村がやばい理由とは?
東京ドイツ村とは、東京ドーム約19個分、東京ディズニーランド約1,8倍という広い面積を誇るテーマパークです。
園内は季節ごとにさまざまな花で彩られ、緑もたくさんあります。
子どもたちが喜びそうなアスレチックやアトラクションも充実。
生き物とのふれあいや作物の収穫など、体験にも力を入れています。
お出かけスポットとして人気がありそうな東京ドイツ村ですが、「やばい」という評判が聞かれるのです。
まず「やばい」のが、所在地が千葉県袖ヶ浦市なのに「東京ドイツ村」という名前であること…
ほかにもさまざまな「やばい」が存在します。
「何がやばいのか?」「どのようにやばいのか?」
東京ドイツ村がやばい理由を挙げていきます。
東京ドイツ村がやばい理由1:アスレチックがつまらない
園内には、無料のものから有料のものまで、たくさんのアスレチックがいろいろなところに設置されています。
ブランコ、すべり台、うんてい、ターザンロープ、ジャングルジム、芝そりなど、さまざまです。
数や種類はたくさんなのですが、主に小さな子ども向けにつくられています。
そのため、自分の年齢に合わず楽しめなかったり、達成感が少なくてつまらないと感じる人も多いようです。
アスレチックは多いけど、小さい子向けである
東京ドイツ村がやばい理由2:ドイツ感がない
東京ドイツ村に、ドイツ感を期待してはいけません。
歴史あふれる街並み、石畳が続く道、重厚感ただよう古城、絵本に出てくるようなかわいらしい木組みの家…。
このような風景を求めて東京ドイツ村に来ると、首をかしげることになるでしょう。
名前に「ドイツ」がつくものの、東京ドイツ村は自然がテーマとなっています。
ゆったりとした自然にかこまれて外遊びを満喫したい方にはもってこいな場所です。
ドイツ村と名乗るからには、ドイツ風のものもすこしは見られます。
ドイツ風の建物、ドイツ料理やビール、園内に流れる音楽などでドイツを感じられます。
しかし、テーマパーク全体がドイツで統一されているわけではないのです。
ドイツ感よりも、花や緑や遊具がたくさんあることのほうが印象に残る方が多いようです。
東京ドイツ村にドイツ感を求めすぎると物足りない
東京ドイツ村がやばい理由3:交通アクセスが不便
東京ドイツ村への交通手段は、車一択といっても過言ではないでしょう。
車なら、首都圏から高速道路を使った場合、約1時間で着きます。
電車やバスでも行けますが、本数が少ないのです。
たくさんの見どころがある東京ドイツ村を、電車やバスの時間を気にしながら遊びきるのは難しいでしょう。
また、電車やバスの場合、園内の移動手段が徒歩のみとなります。
園内はものすごく広いので、移動だけで疲れ果ててしまいます。
交通手段に「車」がないと不便で疲れる
東京ドイツ村は閉鎖される?
「東京ドイツ村は閉鎖される」とは、間違った情報です。
実は「ドイツ村」と呼ばれていたテーマパークは、過去にふたつありました。
東京ドイツ村と、群馬県にあったドイツ村です。
群馬県のドイツ村の正式名称は「赤城高原牧場クローネンベルク」といいます。
長い正式名称より、「ドイツ村」という愛称で親しまれていました。
群馬県のドイツ村は2017年に閉園。
そのときに、同じドイツ村である東京ドイツ村が取り違えられ、閉鎖とのうわさが広まりました。
また、感染症が拡大した際に東京ドイツ村は閉鎖されていたので、ここでも閉鎖の情報が広まったようです。
現在は、これまでどおり営業しています。
東京ドイツ村とマザー牧場どっちがいいの?
東京ドイツ村とマザー牧場。
名前から想像するとまったく異なる場所に思われますが、このふたつはよく似ています。
豊かな自然、アスレチックやアトラクション、動物とのふれあい、さまざまな体験。
ですが、違いもあるので、より自分に合っているほうを選ぶとよいでしょう。
東京ドイツ村は、生き物の種類が多いです。
ヤギやヒツジだけでなく、ウサギやハムスターなどの小さな動物、昆虫や爬虫類もいます。
体験できることももりだくさん。
じゃがいもやしいたけなどの収穫、キャンドルやアクセサリーや木工クラフト作り、レンタルドレスでプリンセスになることだってできます。
マザー牧場の目玉は、「マザーファームツアーDX」という体験ツアーです。
動物を見たり、ふれあったりできるほか、牧場の仕事や農業について学ぶこともできます。
マザー牧場は犬にも優しいです。
無料のドッグランやいっしょに食事ができる施設、水飲み場や足洗い場など、犬のための設備が整っています。
東京ドイツ村も犬と来園することができますが、ドッグラン以外で外に出すことはできません。
いかがでしょうか?
東京ドイツ村とマザー牧場、どちらにもそれぞれの良さがあります。
東京ドイツ村のおすすめや楽しみ方を紹介!
人によっては「つまらない」「1回来たら、もう来ない」という感想も聞かれる東京ドイツ村。
でも、魅力的なところも、もちろんたくさんあります。
ここからは、東京ドイツ村のおすすめや楽しみ方を紹介していきます。
イルミネーションは見逃せない!
東京ドイツ村でとくにおすすめなのが、冬に開催しているイルミネーションです。
毎年、10月下旬ごろから始まります。
大規模で質の高いイルミネーションを見るために、毎年大勢の人が訪れます。
ドイツ風の建物と広い草原を活かして作られる光の絵は、音楽とともに人々の心に届きます。
冬の冷たくきれいな空の下、次々と移り変わる光の大アートは、東京ドイツ村だからこそ作り出せるものでしょう。
イルミネーションのテーマは毎年変わるので、それも大きな楽しみです。
なお、イルミネーションの期間は料金が変わります。
車1台につき3000円で、乗車人数分の入園料も含まれます。
電車やバスで来た場合は、1人(4歳以上)500円です。
アスレチックは子供も大人も楽しめる?
アスレチックは、子供も大人も楽しめます。
子供が楽しめるのは納得ですよね。
自然豊かな場所に、ブランコやすべり台などのおなじみの遊具や、木やロープでつくられたアウトドア感あふれる遊び場がどーんとかまえているのです。
うれしくて、はしゃぎまわる姿が目に浮かびます。
広い芝生の上でボール遊びをすることも、自由に走りまわることも思いのまま。
大人だって、十分楽しめます。
たとえば芝そり。
日本最大級の大きさに、思わずすべってみたくなりませんか?
坂を一気にすべり、体全体で風を感じる体験は芝そりならではのものです。
坂を上るのはすこし大変かもしれません。
でも、広さが自慢の東京ドイツ村です。
動かないと損! くらいの気持ちで運動するのがよいでしょう。
東京ドイツ村は車でまわれる!
車で来る方に、東京ドイツ村はとても便利です。
園内を車でまわることができて、駐車場もたっぷりあるからです。
東京ドイツ村はものすごく広いうえに、上り坂もあります。
そんな敷地内を自力で移動するのは大変ですが、車での移動が可能なので、小さなお子さんやおじいちゃんおばあちゃんとのお出かけも安心です。
ちなみに、園内をまわれる乗り物は、車のみです。
バイクや自転車でまわることはできませんので、ご注意ください。
東京ドイツ村は割引で利用できる?
東京ドイツ村は、いろいろな割引で利用できます。
イルミネーション期間以外の通常時の入園料は、大人800円、小人(4歳~小学生)400円。駐車料金は1000円です。
まず、東京ドイツ村のパンフレットについている割引券を利用する方法があります。
パンフレットは、東京湾アクアライン海ほたるPA、袖ヶ浦市と木更津市のコンビニに置かれているので、それをもらいましょう。
1人100円の割引を受けることができます。
JAFの会員割引もあります。
通常時は入園料が100円引き、イルミネーション期間は駐車料金が200円引きとなります。
JAF会員を含めて10名までが対象です。
お出かけをたくさんする方は、レジャーなどで割引を受けられるサービスの会員になることもおすすめです。
月額料金を払うと、割引などのサービスが受けられます。
まとめ
うわさどおり、東京ドイツ村にはたくさんの「やばい」がありました。
ネガティブな「やばい」もありますが、それを上回るポジティブな「やばい」もたくさんです。
園内を彩る四季の花、のびのびと楽しめるアスレチックやアトラクション、生き物とのふれあいや収穫などのさまざまな体験、冬にきらめく豪華なイルミネーション。
実際に行ってみれば、もっとたくさんの「やばい」に出会えることでしょう。
魅力あふれる東京ドイツ村を、ぜひ体感してみてくださいね。
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