水素水の健康効果が注目され、ジムやスポーツクラブの多くが水素水サーバーを設置しています。
体にいいと言われている水はたくさんありますが、なぜジムには水素水が置かれているのでしょうか。
本記事では、水素水の効果とジムにある理由を解説します。
水素水の効果が気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
ジムに水素水がある理由は2つ!
そもそもなぜジムには水素水が置かれているのでしょうか?
その理由は、大きく分けて以下の2つが考えられます。
- 水素水の効果
- 利用者の満足度・利便性向上
詳しく説明します。
水素水の効果
ジムでは、運動前後に水素水を飲むことで、次の3つの効果が期待できると言われています。
- エネルギー代謝を刺激する
- 老廃物を排出する
- 筋肉の疲労を減らす
毎日の呼吸でも発生する活性酸素は、身体のサビの原因や、老化・病気の原因物質と言われています。
水素水はこの活性酸素を除去してくれるので、代謝を司どるミトコンドリアを守ってくれるのです。
ミトコンドリアは傷つけられると、代謝が落ちます。
水素水の効果で代謝が維持され、さらに運動との相乗効果でダイエット効果も期待できます。
エネルギー代謝が上がると、体内の老廃物や毒素を排出しやすくなります。
老廃物や毒素が溜まると、免疫の低下や病気、肌荒れを引き起こす可能性も。
運動と組み合わせることで、老廃物を排出しやすくなるでしょう。
水素水には、筋肉疲労を抑える効果も確認されています。
短時間で過度の運動をすると、筋肉疲労を高める原因に。
ですが運動前に水素水を飲むと、血中乳酸レベルが低下し筋肉疲労が低下したという研究結果もあります。
これら3つの効果が期待できるので、ジムには水素水が置かれるようになっています。
利用者の満足度・利便性向上
水素水がジムにある理由は、お客さんの満足度を上げることと、利便性向上のためです。
運動する場面では、大量の汗をかきますし、水分補給は大切です。
ペットボトルや水筒で持参してもいいのですが、大きな荷物になりますよね。
毎回ジムで自動販売機からミネラルウォーターを買ってもいいのですが、定額で飲み放題の水素水サーバーの方が荷物も少なくすみ、コスパもいいですよね。
利用者のジムに対しての満足度や利便性が上がるので、ジムでは水素サーバーを設置しています。
水素水をジムで飲む効果とは?
ジムで水素水を飲む効果は、どんなものがあるのでしょうか。
主な効果は次の4つです。
- 水分補給
- 新陳代謝を促進
- 筋肉疲労の回復
- 活性酵素の除去
詳しく説明します。
水分補給
ジムで水素水を飲むことには、水分補給をする効果が期待できます。
筋トレ中に水分補給をすると、血流を良くしたり、腎臓の負担を減らしたりする効果があります。
運動中は水分が不足するので、血液がドロドロ状態です。
血流が悪いと酸素や栄養が効率的に運ばれません。
タンパク質を摂ることで、腎臓が老廃物を尿として排出できるのですが、ドロドロ状態の血液では腎臓に負荷がかかります。
そのために水分補給をして、腎臓の負担を軽減する必要があるんですね。
新陳代謝を促進
ジムで水素水を飲む効果のひとつに、新陳代謝の促進があります。
水素水は、細胞内のミトコンドリアを活性化させる効果があるので、新陳代謝の活性化も期待できます。
また水分補給として水素水を飲むと、ドロドロになっていた血液がサラサラになり、基礎代謝がアップ。
水素水には、さまざまな角度からの基礎代謝アップが期待できるでしょう。
筋肉疲労の回復
運動するときに水素水を飲むと、筋肉疲労の回復につながります。
筋肉疲労は運動などによって筋肉に活性酸素が溜まり発生します。
水素水には活性酸素を無害化する効果があるので、筋肉疲労を回復させる効果があるのです。
なぜ筋肉疲労を回復させるのか、そのメカニズムはわかっていません。
ですが、ある実験で運動選手に最適な水分補給という結果が出ています。
活性酸素の除去
水素水を飲むと、活性酸素を除去する効果が期待できます。
活性酸素は、生活習慣病や老化のもととも言われています。
普通に呼吸をするだけでも発生する活性酸素は、水素水と結びつくことで無害な水に変化すると考えられています。
ジムの水素水は持ち帰りしてもよい?
ジムの水素水は、持ち帰りについて規定をしていないところも多いですが、一般的には持ち帰っても大丈夫なところが多いです。
ですがジムによっては、持ち帰れる量を決めていたり、専用ボトルに入れるならOKとしているところもあります。
契約後に制限を知って後悔するのは避けたいので、事前に確認しましょう。
ジムでの水素水の飲み方を紹介
ほとんどのジムでは、定額制の飲み放題プランを採用しています。
会員期間中は、水素水は飲み放題で、好きな時にサーバーから水素水を飲むことができます。
利用料金はジムによって違いますが、月額1,000円〜1,500円ほどのところが多いようです。
初回登録料がかかる事務もあるので、事前に確認する必要があります。
水素水自体には飲み方が決まっているわけではありません。
ですが、水分補給としてはこまめに飲むのが効果的と言えるでしょう。
水素水の水素の泡は、水の中で長時間保っていることは難しいので、容器に入っているものはなるべく早く飲み切るのがいいでしょう。
ジムの水素水飲み放題プランはお得?
ジムの水素水の飲み放題プランは、お得なのでしょうか。大手のジム2社で比較して、確認してみましょう。
エニタイム
エニタイムでは、月額1,000円ほどで水素水が飲み放題のプランがあります。
登録すると専用のボトルがもらえますが、店舗によっては専用ボトル以外でも使用できるシステムになっています。
容器をセットしてからICチップをタッチしてボタンを押せば、自動で水素水が出てきます。
1回に出る量は500mlに設定されていますが、途中でもう一度押すと停止するので、500ml以下の容器も使用可能です。
エニタイムはフランチャイズのジムですが、水素水の飲み放題プランに関しては、契約した店舗以外では利用できません。
ゴールドジム
ゴールドジムでは、オプションとして水素水プラスを展開しています。
エリアごとに利用できいる店舗や月額料金も異なり、月額1,000円〜2,000円ほどで利用できます。
店舗によってはキャンペーンを行っていて、オプション料を2ヶ月無料、オリジナル水素水ボトルをプレゼントしています。
ですが3ヶ月以上など、継続期間が設定されているので、短期間で解約する可能性がある場合は注意が必要です。
ジムの水素水でプロテインを飲んでもよい?
水素水でプロテインを溶いて飲むのは、問題ありません。
水素水で粉末のプロテインを溶くと、水道水よりも溶けやすいという感想もみられました。
実際に水素水の飲み放題とプロテインを1日6杯まで飲めるコースを展開している事務もあるので、健康への効果はある程度期待できるのでしょう。
ただし、ジムで水素水を使用する場合は専用容器が必要なケースもあります。
専用容器とは別にプロテイン用のシェイカーを持参した方が良さそうです。
水素水サーバーの仕組みを解説
一般的な水素水サーバーは以下の4種類あり、それぞれ水素の発生方法が異なります。
- 水素ガスタイプ
- 電気分解タイプ
- 量子交換膜タイプ
- マグネシウムタイプ
主流なのが水素ガスタイプで、ほとんどのジムにはこの水素ガスタイプのサーバーが設置されています。
水素ガスを発生させる仕組みは、水に圧力をかけて微細な水素の泡を水に溶け込ませています。
微細な泡を混ぜるので、水は白濁します。
水に溶け込ませるのですが、水素は気泡の状態で水中に閉じ込められていて、炭酸水を作る方法にも似ているでしょう。
電気分解タイプは、水に電気を通して水素と酸素に分解します。
水に金属の棒を差し込んでプラス側には酸素、マイナス側には水素を発生させるのです。
電気分解タイプのデメリットは、水素水をアルカリ性に変えてしまうことと、金属が水に溶け出す可能性があることです。
このデメリットを無くしたのが、量子交換膜タイプ。
飲料水と電気分解用の水をあらかじめ分けておき、電気分解で水素を発生させ、その水素を飲料用の水に溶け込ませる方法です。
電気分解タイプと水素ガスタイプのハイブリットのようなイメージですね。
最後にマグネシウムタイプの仕組みは、マグネシウムを含んだフィルターに水を通すことで、化学反応を起こして水素水を作ります。
この方法であれば、サーバーでなくても水素水が作れ、スティック・パック状になったマグネシウムを一定時間放置するだけで水素水が作れますよ。
「水素水 効果 ジム」を検索する人がよく思う疑問4選
「水素水 効果 ジム」と検索する人が、気になっている疑問はどんなものがあるでしょうか?
よく思う質問を4つピックアップしてご紹介します。
まとめ
ジムに水素水のサーバーが置かれている理由は、運動と合わせて水素水を摂ることで、筋肉疲労の軽減やダイエット効果が期待できるからです。
水素水の飲み方は、特別決まりがあるわけではないので、水分補給として適量摂取してください。
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